妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

腸内環境を整えるためにできること

腸内環境を自分の目で確かめることはできません。腸内環境を知りたいと思ったら、毎日のお通じを見るしかないのです。腸内環境をおざなりにしていると、体だけでなく精神面にも影響が出ます。自分の腸内環境をまず知るところから始めましょう。

 

自分の腸内環境を知ろう

自分の腸内環境は、毎日のお通じでわかります。

 

○バナナ型

いきむ必要もなくストンと出るバナナ型は、文句なく善玉菌が優位な腸内環境です。

 

○ころころ型

少し腸内にとどまっている時間が長く、水分を大腸に吸収されてしまうとこの形になります。少し硬いため、肛門に傷がつくこともあります。肛門に傷がついてしまうと痔の原因になることもあります。ころころ型は、悪玉菌が優勢になってしまって便秘になる最初の段階です。この時点で食物繊維や水分を意識して摂ることであまり時間がかからずに善玉菌優位の腸に戻ります。

 

○ひょろひょろ型

なぜか細い便が出るのがこのタイプです。硬さはやや緩めです。細いということは、腸管の柔軟性が失われていることを指します。押し出す力も弱いので、残便感が残ります。ひょろひょろ型は悪玉菌が優勢になってしまって、腸の機能が低下している状態を指します。また、腸を押し出すための筋力が不足しているので出にくい場合もあります。

 

○ほとんど水状

悪玉菌が優勢で、腸が過敏になっている状態でもあります。ストレスが蓄積してくるとこのような下痢っぽい状態になることがあります。善玉菌が優位な腸は、バナナ型しかありません。ほかの型はすべて悪玉菌が優勢な腸の証拠になってしまいます。こうした便が出るときは、善玉菌優勢になる努力をする必要があります。

 

腸内環境を整えるために

腸内環境を整えるには、まず、善玉菌が優勢の状態に戻す必要があります。アプローチとしては2つあります。1つは、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を摂取することです。腸に生きて届くプロバイオティクス効果のあるものならよりよい効果が期待できます。もう1つは、食生活を見直すことです。乳酸菌を含むものだけでなく、腸で乳酸菌やビフィズス菌の栄養源になる食物を食べることで、腸の中にいる乳酸菌やビフィズス菌を元気にすることができます。悪玉菌は善玉菌の栄養源になるものは分解できません。善玉菌も、悪玉菌の栄養になるものは分解できません。食べるもの次第で、腸内細菌の勢力図を変えることができるのはこのおかげです。

 

善玉菌を摂取する方法

善玉菌そのものを摂取するときは、生きて腸まで届いて、腸内にいる善玉菌の働きを助けるもののほうが早く腸内を善玉菌優位にすることができます。摂取した時に腸内細菌叢(腸内フローラ)の改善効果が認められているものを「プロバイオティクス」と言います。プロバイオティクスはたくさんの商品が出ていますので、自分に合うものかどうか試してみてください。

 

栄養源となる食品群を食べる方法

善玉菌の栄養源となる食品を摂ることで、悪玉菌を劣勢にして善玉菌を元気にすることができます。

・食物繊維(海藻、こんにゃく、野菜、豆類に多く含まれる)

・オリゴ糖(玉ねぎ、ゴボウ、ネギ、豆類などに多く含まれる)

食物繊維もオリゴ糖も、胃や腸で消化しにくい食べ物です。これらは腸にたどり着き、腸内細菌の善玉菌によって分解されます。オリゴ糖は、「オリゴ糖」として売っているものもありますが、ブドウ糖などを添加しているものもありますので、純度の高いものを選んでください。