妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

妊活・妊娠中は腸をキレイにして、栄養を吸収できる体作りを

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栄養をしっかり摂っているのに貧血と言われる、あるいは、太る程食べているのに痩せている、このような状態は、栄養を摂っても吸収されにくい体になっているのかもしれません。妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに栄養を送るために、お母さん自身がしっかりと栄養を吸収できる体作りが大切です。そして、それには腸を整えることが重要になってきます。

 

栄養を摂っても吸収されないのはなぜ?

体の中に入った栄養のうち約90%が小腸で吸収され、残りは大腸で吸収されます。小腸の機能が落ちている状態では、「食べても消化されない」という状態になります。ここでは、小腸と大腸の働きを解説します。

 

栄養素の90%は小腸で吸収される

私たちが食べたものは胃や小腸で消化されます。小腸の壁は細かなひだになっていて、広い面積で栄養素が吸収できるようになっています。小腸はとても代謝回転の速い臓器なので、活発に新陳代謝が行われ、1日当たり150gもの小腸粘膜が剥がれ落ち、新しいものに再生されています。この活発な代謝によって、日々小腸の粘膜は新しくなり、栄養素の消化吸収を同時に行うことができるのです。小腸の代謝が落ちると、食べた栄養素が十分に吸収されないという現象が起きます。

一般的に腸というと、大腸のみを思い浮かべる方が多いようですが、小腸ももちろん腸の一部で、悪玉菌と善玉菌のバランスによって腸内環境が決まります。悪玉菌が多い、いわゆる「腸が汚れている」状態になってしまうと、小腸の活発な代謝が落ちます。そして、栄養素が十分に吸収されない状態が起きます。

 

大腸で吸収される水、電解質、ミネラル

小腸を通り抜けたものが大腸へ行くと、水、ミネラル、電解質を吸収され、そこで水分を奪われて便になります。消化液や摂取した水分を合わせて、1日に小腸に流れ込む水分は9Lほどと考えられています。そのうち7Lを小腸が吸収し、残りの2Lが大腸で吸収されます。

下痢は、小腸の機能が落ちていて水分や栄養素が上手に吸収できなかったものが大腸にそのまま入ってきてしまい、大腸でも扱いきれずにそのまま水様便として排出されるもののことです。大腸はタンパク質や脂質などを吸収することができません。栄養を摂りすぎたり、小腸の栄養吸収の力が落ちていたりしてタンパク質や脂質が吸収されずにそのまま腸に入ってきた場合も下痢になります。

栄養が多すぎて吸収しきれなかった場合の下痢は、悪玉菌を増やす元となります。大腸に入ってきたタンパク質は悪玉菌しか分解できないため、悪玉菌のエサが大量に入ってくる状態となるからです。

栄養素を十分に吸収するために腸をきれいにしよう

妊娠というのは、新しい体を母体にある栄養素で作り出すということです。葉酸や鉄、タンパク質やカルシウムなど、妊娠に必要だといわれている栄養素はたくさんあります。栄養素が十分に体内に蓄えられている状態でないと、子宮の中で赤ちゃんの体を作り出すときに栄養素が足りず、母体から栄養素を奪うことになります。

少し前までは、「子供一人に歯が一本」という言い方がありました。子供を一人産むごとに、母親の歯が一本欠けてしまうという意味の言葉です。昔は栄養が豊富な状態ばかりではなかったようで、あらかじめ不足していたという実情もあったようですが、現代の日本において栄養が不足している状態にはなかなかなりません。それでも、やはり「子供一人に歯が一本」の状態になってしまう人はいらっしゃいます。腸の汚れが栄養素の吸収を阻害してしまえば、今ある骨や歯から必要な栄養分を取るしかありません。妊活中や妊娠中はもちろん、子供を産んだ後も健康で元気にいるために、汚れた腸をきれいにし、栄養素を十分摂りいれられる状態にしておきましょう。