妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

妊娠に必要な女性ホルモンについて

妊活・妊娠するためには「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類のホルモンバランスが安定していることが重要となります。この2つのホルモンは「女性ホルモン」と総称されているもので、年齢とともに減少していくのですが、どちらも妊娠・出産に深く関わっています。ここでは、妊活・妊娠に必要な女性ホルモンについてまとめました。

 

妊娠に必要なホルモンについて

妊娠・出産のできる体を作るためには、以下の2種類のホルモンが重要となります。

 

○エストロゲン(卵胞ホルモン)

妊娠に備えて子宮内膜を厚くするホルモンです。女性らしい体つきを作るのもエストロゲンの役割です。

 

○プロゲステロン(黄体ホルモン)

妊娠を助けるホルモンです。受精卵を着床しやすい状態に整え、妊娠を継続させる働きがあります。

 

受精したとしても、着床しなければ妊娠には至りません。エストロゲンの働きによって厚くなった子宮内膜が受精卵の着床を手助けし、さらにプロゲステロンの働きがないと、着床はしても妊娠を継続することは難しいのです。プロゲステロンは妊娠を安定させるために基礎体温を高めに保つ働きもあります。基礎体温を高く保てれば、体の血流がよくなり、ホルモン分泌も活性化するのです。

つまり、「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類のホルモンがバランスよく働かなければ妊娠はできません。バランスが崩れたり、分泌量が変動したりすることが妊娠しにくい体・妊娠を継続しにくい体を作ってしまいます。

 

腸の状態を整えることでホルモンバランスも整う理由

脳には「中枢神経系」があります。腸には「腸神経系」があります。そしてこの2つの神経系は、お互いに影響を与えあいながら働きます。今までは脳の影響を受けて腸神経系が働くと思われていたのですが、近年の研究により、腸神経系は単独で働くことがあることがあるのが証明されました。

つまり、一方的な脳→腸の命令伝達でなく、脳⇔腸の関係が作られていることが明らかになりました。腸の状態が良ければ腸神経系が良好に働くようになり、それは脳神経系にも影響を与えるのです。卵巣で作られるホルモンが適正に分泌され、バランスよく妊娠できる体を作り、妊娠が継続されるには脳神経が正常に働いていることが条件です。

 

健康な腸とは

腸の状態は排便をチェックすることで分かります。腸内環境が悪いときちんとした排便が得られないからです。便秘や下痢などを繰り返す腸は、状態が良いとは言えません。便秘の定義は文献によって違いますが、総じて「便が定期的に出ない、あるいは出ても残便感がある」という状態を指します。

腸内環境を整えるには、乳酸菌やビフィズス菌など、善玉菌と呼ばれる細菌が活発に働いていることが条件となります。そして、悪玉菌よりも多い数が腸にいることが条件です。

 

腸内環境が悪いとどうなるか

腸内環境が悪い腸とは、乳酸菌やビフィズス菌を主とする善玉菌と呼ばれる菌がウェルシュ菌や大腸菌などの悪玉菌と呼ばれる菌より少なくなってしまっている腸を指します。

悪玉菌が増えると、悪玉菌の産生するアルカリ性の物質によって腸の働きは低下し、蠕動運動が起きにくくなることで便秘などの症状が起きてきます。便秘になると、本来排出されるはずの老廃物が腸に残ったままの状態になります。腸の内容物は、善玉菌が優位な状態の中では「発酵」しますが、悪玉菌が優位な中だと「腐敗」します。溜まることによって腐敗は進み、腸が汚れることによって体調が悪化したり代謝が悪くなったりしてしまうのです。乳酸菌やビフィズス菌は、調子の悪い腸には少ない量しかいません。そのため、腸内環境を改善するには乳酸菌やビフィズス菌を体外から摂りいれる必要があります。

健康な腸を保つことによって、脳神経系に良い影響を与え、妊娠しやすい体を作りましょう。