妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

妊娠を望む女性にとって「便秘」が良くない理由

妊娠には関係がないように思える「便秘」。妊活中は、つい子宮や卵巣の機能面にばかり目が行ってしまいがちですが、実は妊娠・出産において「便秘」というのは、あまり望ましくない状態です。その理由と腸内環境を整えるために乳酸菌が必要なお話をまとめてみます。

 

便秘が妊娠に与える「良くない影響」

体が冷えると便秘になることはよく知られている話ですが、便秘が冷えを作り出すこともあります。便秘とは腸管に便が詰まって、腸の血行が悪くなっている状態のことです。腸は、血行が悪くなると蠕動運動(便を外に押し出す働き)を起こしにくくなります。血行が悪くなる原因は、体の冷えだったり、便秘だったりさまざまです。血液は、全身に栄養や酸素を届けたりするほか、老廃物を排出したり免疫力を保って病原体と戦ったりなどという役割を果たしています。冷えは、血液の流れが悪くなっている状態のことです。血液の流れが悪くなると体の働きは低下します。

卵巣や子宮は、特に冷えの影響を受けやすい臓器です。不妊症の多くの人が体の冷えを訴えているように、冷えは妊娠するためには一番避けたい現象です。「便秘→冷え→さらに頑固な便秘」という悪いスパイラルに陥らないためにも、便秘をしない腸を持つことが妊娠しやすいカラダ作りにも繋がるのです。

 

下剤の常用は出産に悪影響?

出産は、腹筋を使います。自然分娩だと、産道に対して大きな赤ちゃんを生み出すために、腹筋にはかなりの力がかかります。

下剤を常用するということは、自分の力で排便する機会を逃しており、日々の腹筋トレーニングの機会を奪います。実際、下剤に頼っている状態では出産に必要な「生み出す力」が弱まるともいわれています。妊娠すると、それまでのようには薬を使えないことはご存知の通りです。「薬があるからいいや」と腸内環境を整えることを怠り、便秘体質を放置していると、出産に向けての体作りに不安が残ります。また、このような条件がそろわないと妊娠しにくいという現実もあるようです。

排卵日に受精するチャンスがあった場合、本当に健康な女性でも妊娠の確率は4回に1回だと言われています。体に不調があった場合は、妊娠の確率はもっと低くなります。どんな女性でも、排卵は1年に12回しかありません。その4回に1回ですから、健康な人でも妊娠できるチャンスは1年に3回と考えることができます。妊娠を望む女性は、できるだけ体の調子を整えておきたいものです。

 

腸から全身を整えるために

腸の血行を整えることは、全身の血行を整えることにも結びつきます。基礎体温がきちんと上がり下がりする正常な体温リズムを手に入れるために、そして妊娠が継続しやすい高めの体温を保つためには、全身の血行を整えることが大切です。また、健康な腸で毎日自力排便をしているうちに、知らず知らずのうちに体の「生み出す力」を鍛えることになります。

妊娠しても、できるだけ楽なお産をするためには「生み出す力」は必要不可欠です。そして、生み出す力はインナーマッスルによるところが大きいため、一般的な腹筋トレーニングは不向きですし、妊娠したら筋トレそのものが不可能です。

腸内環境を整え、便秘を予防するために必要なのは、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やすことによって便秘が起きにくい状態の腸にすることです。腸の調子を上げるために、腸内細菌の善玉菌を増やす努力は欠かせません。