妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

妊活中に摂るべき栄養素(葉酸・カルシウム・鉄・乳酸菌)

妊娠したら、お腹の中の赤ちゃんはお母さんの体の中から栄養を吸収し、自身の体を作っていきます。妊娠しやすい体作りのためはもちろん、妊娠した後に赤ちゃんがお腹の中で健康に育つため、妊活中から摂った方が良い栄養素(葉酸・カルシウム・鉄・乳酸菌)についてまとめました。

 

健康な赤ちゃんの体のために必要な栄養素

受精直後から赤ちゃんの体作りのための細胞分裂が始まります。脳や中枢神経、手足など主な器官が作られる4~7週は特に重要な時期となるのですが、まだ妊娠に気が付かない人も多い時期なので、妊活中から日々の食生活を意識することが大切です。

 

○葉酸

ビタミンB群の一種です。赤ちゃんの神経系のトラブルを予防する効果があるとして、神経系統が作られる妊娠初期に特に重要だとされています。1日1mg以上は過剰摂取となり、過剰摂取にも注意は必要なのですが、胎児の血圧や遺伝子などへの影響が明らかにされてきている栄養素です。葉酸が足りないと、二分脊椎(脊椎の一部が形成不全となり、さまざまな神経障害を起こしてしまいます)などのトラブルが発生する確率が上がることが分かっています。特に妊娠初期に必要な成分になるので、まだ妊娠していなくても、妊活中女性はサプリメントなどで補うことがオススメです。

 

○カルシウム

赤ちゃんの体を作るカルシウムは、すべてが母体からの吸収になります。自分がしっかりカルシウムを蓄えていないと、お腹の赤ちゃんにカルシウムを取られたり、赤ちゃんがカルシウム不足になることが考えられます。妊娠する前から蓄えておくことができるので、ぜひ普段の生活からカルシウムを意識して摂ってください。

 

○鉄

鉄が減ると、何が困るかというと「体に酸素が運ばれなくなる」、いわゆる「酸欠」の状態になってしまいます。妊娠が始まると月経は止まるため、鉄分は減らないと勘違いされがちですが、赤ちゃんと自分のための鉄分が必要になるために、さらに補充しないといけなくなるのです。

胎児が酸欠状態になってしまうのは、胎児の首を絞めることと同じです。低酸素状態に置かれると自然流産や自然早産、周産期死亡という、絶対に避けたい状態になるリスクが高くなってしまうのです。もちろん、発育にも影響が出ると言われているので普段の食事から積極的に摂るようにしてください。

 

○乳酸菌

腸内環境を整えることは、便秘の解消・ホルモンバランスの安定・冷えの解消につながり、妊娠しやすい体作りに結びつきます。妊活中の女性は腸内環境を整えるためにも乳酸菌を意識した食生活を心掛けるようにしてください。

 

母体の栄養はなぜ必要?

受精周辺期、胎芽期のような本当に初期のころから、受精卵が育つには適度な栄養を必要とします。このころから「低栄養」の状態や、逆に「過量栄養」の状態にさらされてしまうと成人病の素因が形成されてしまうという説もあります。

妊娠7週というのは、まだまだ妊娠に気づかない人もいる時期です。妊娠がわかってから慌てないように、妊娠前から栄養をきちんと摂っておきましょう。きちんと栄養を摂っているのに足りないと言われる方もいます。それもそのはず、栄養は摂った分だけ吸収されるわけではないのです。同じものを食べても、吸収する栄養素の量には差が出てきます。栄養素を吸収する腸の状態によって、吸収には個人差があるのです。

 

腸をきれいにすることが栄養吸収に役立つ

腸内環境が悪化して、腸が汚れた状態になってしまうと、栄養の吸収力も低下します。腸の健康のバロメーターは便秘や下痢をしていないことですが、腸内環境が悪化すると便秘や下痢になり、その便秘や下痢がさらに腸内環境を悪化させる悪循環に陥ってしまいます。

栄養を摂っているつもりでも、吸収されていなければそれは無駄になってしまいます。妊娠すると、体の変化と赤ちゃんの成長は待ったなしで始まります。その時に慌てなくて済むように、今から腸内環境を整えておきましょう。