妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

妊活中に乳酸菌を摂った方が良い理由~乳酸菌が含まれている食品について

妊活中に腸の調子を整えるために一番良いのは、乳酸菌を毎日摂取することです。腸内細菌は毎日排泄されてしまうため、良い腸内環境を保つには毎日継続的に乳酸菌を摂取する必要があります。ここでは乳酸菌が含まれている食品についてまとめました。

 

善玉菌は毎日排泄されてしまう?

毎日の便の8割は水分でできており、残りの2割のうちの3分の1が生きている腸内細菌です。つまり、私たちは毎日生きている腸内細菌を大量に外に排出していることになり、乾燥した便1gには約1兆個の腸内細菌が含まれていると言われています。良い状態の腸であれば、善玉菌が20%、悪玉菌が10%、日和見菌が70%の割合なので、つまり、毎日2000億個の善玉菌を排泄している計算になります。もし、善玉菌を補わず、食生活も高たんぱく高脂肪など悪玉菌が喜ぶものを食べてしまえば、あっという間に悪玉菌が優位な腸になってしまいます。腸の状態は1日1日変わると言っても過言ではありません。妊娠しやすい体を作るには、健康な体を作らなければいけません。健康な体は健康な腸をベースにしています。毎日2000億個もの善玉菌を排出してしまっていることを頭に置き、乳酸菌や食物繊維など、腸内環境を応援してくれる食べ物を積極的に摂るようにしましょう。また、乳酸菌や食物繊維を積極的に摂ることで便秘の予防にもつながります。

 

乳酸菌が含まれている食品

○ヨーグルト

固形のヨーグルトだけでなく、ヨーグルトドリンクやフローズンヨーグルトにも乳酸菌は含まれています。

 

○チーズ

ナチュラルチーズとプロセスチーズがありますが、乳酸菌はナチュラルチーズに含まれています。

 

○発酵バター

発酵バターの発酵は、乳酸菌発酵によるものです。一般的なバターは発酵していません。ヨーグルトやチーズ、発酵バターなどを作り出す乳酸菌を動物性乳酸菌と言います。動物性乳酸菌とは乳由来の乳酸菌です。

 

○漬物

京都のすぐき漬けなどが有名です。すぐき漬けに含まれている植物性乳酸菌(ラブレ菌)は腸まで生きて届き、腸内環境を整えるのに役立ちます。すぐき漬けに限らず、すべての漬物は乳酸菌発酵しています。植物には乳酸菌が付着しているため、乳酸発酵して漬物になるのです。キムチやザワークラフトなど世界中の漬物も乳酸菌を含んでいます。

 

○味噌や醤油

味噌や醤油も乳酸菌発酵によってできています。製品化するときに加熱殺菌してしまう商品もありますが、生きている乳酸菌にこだわっている商品も市販されています。

 

※乳酸菌が含まれている食品の注意点

乳酸菌を食品で摂るときは、乳酸菌だけを摂るわけではありません。ヨーグルトやチーズを食べると、タンパク質も同時に摂取します。発酵バターでは脂肪分が、漬物は塩分が多く含まれています。乳酸菌飲料などは糖分が添加されているものがほとんどです。そのため、乳酸菌を摂る目的でも食べすぎは危険です。特に漬物では塩分の過剰摂取により血圧をあげてしまう可能性もあるため、食べすぎにはくれぐれも注意してください。

 

ビフィズス菌が含まれている食品は?

乳酸菌と並んで腸内環境を整えてくれるビフィズス菌は、食物から摂取することはできるのでしょうか?残念ながら、一般的な食品にはビフィズス菌が付着しているものはありません。ビフィズス菌は嫌気性細菌という種類の細菌で、空気中で生存することができないからです。人間の体の中でも、空気と接触する可能性のある消化管の上部のほうにはビフィズス菌は生息していません。上部の小腸には乳酸菌、空気の届かない大腸にはビフィズス菌というすみわけができているのはこのためです。自然なままの食品には含まれていませんが、ヨーグルトや乳酸菌製品などにビフィズス菌が添加されているものはあります。継続的に摂取することで、乳酸菌で小腸を整え、ビフィズス菌で大腸を整えることができます。