妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

赤ちゃんの下痢の原因

赤ちゃんの下痢も、腸内環境悪化のシグナルです。腸内環境の悪化が原因になるものは少ないのですが、下痢のあとに腸内環境を悪化させ、善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)が減少してしまうことがありますので注意が必要です。

 

赤ちゃんのうんち、どこからが下痢?

赤ちゃんのうんちはとてもゆるいものです。特に母乳育児の赤ちゃんはうんちが固形になりにくいので、離乳食が始まっても、しばらくはゆるゆるの状態が続くので、下痢だと判断がしづらいですよね。赤ちゃんが“下痢”だという目安としては、おおよそ以下の条件があてはまった時だと考えてください。

○普段と比べて明らかに便がゆるい

○回数が普段よりも明らかに多い

○腐敗臭や酸っぱいにおい(酸臭)がする

 

明らかに普段よりゆるいときは、体内の水分バランスが崩れていたり、腸が水分を吸収する機能が弱ってしまっている様子を表します。また、赤ちゃんのうんちの回数は、1日5回~7回の状態から1日1~3回まで徐々に減ってくるものです。今まで1日2回だったのに、今日は3回、明日は4回というように増えてくるのは「下痢気味」だと言えるでしょう。下痢で腸機能が低下すると、赤ちゃんの腸でも悪玉菌が増殖します。赤ちゃんのお腹はほとんどがビフィズス菌や乳酸菌でできているので、悪玉菌が原因の下痢というのはほとんどないのですが、腐敗臭・酸臭がした場合は悪玉菌が増殖してしまっている臭いです。

 

赤ちゃんの下痢の原因

赤ちゃんの下痢は、大きく分けて以下の2つが原因で起こります。

 

○冷えによるもの

赤ちゃんは大人よりも体温が高いのですが、体の大きさが小さいので冷えたものを飲んだりするとあっという間に体が冷えてしまいます。体の冷えは腸管内の水分バランスを崩してしまいますので下痢に結びつきます。

 

○ウイルスによるもの

ウィルスで代表的なものは、冬のロタウイルス、夏のアデノウイルスです。これらのウイルスは両方下痢を伴うことの多いウイルスです。

 

赤ちゃんの下痢、受診の目安は?

赤ちゃんの下痢は病院に連れていくタイミングに迷ってしまいますよね。下痢と高熱が一緒に起きるときや、下痢と吐き気が一緒に起きるときは病院を受診してください。ウィルスに感染した可能性が高いです。病院では、脱水症状の確認と整腸剤の処方が行われます。細菌由来の感染については、抗生剤と整腸剤が処方されることがあります。

熱が無くても、吐き気が無くても、下痢の症状なのに飲み物を飲まない、というときも受診が必要です。赤ちゃんは体の8割が水分でできています。脱水症状になるととても危険ですので、医師の指示を仰いでください。ウィルス感染や冷えによる下痢は、長くても1週間以内におさまります。1週間以上続く下痢は、何らかの疾患の原因である可能性もありますし、赤ちゃんの体力低下も心配です。1週間以上下痢が続くようなら、必ず病院を受診するようにしてください。

 

赤ちゃんが下痢になってしまったら

まず、自己診断で乳酸菌のサプリメントを飲ませたり、市販薬を飲ませたりするのはやめましょう。原因が別のところにある可能性もあります。冷やさないことも重要です。部屋が寒いようなら温めましょう。また、1歳くらいまでの時期は、胃腸はまだ未発達です。冷たいものを飲ませたり、食べさせたりしないようにしましょう。

そして、様子を見ます。高熱が出ているようなら病院へ連れていきましょう。嘔吐がやまない場合も同様です。熱がなく、吐き気もない場合は体が冷えた可能性もあるので、暖かくして様子を見ます。その場合でも、1週間以上下痢が続くようなら受診が必要です。赤ちゃんは自分で痛みや不調を訴えられないので、そばにいる人が気づいてあげなければなりません。下痢の症状が起きたら、よく注意してみてあげてください。