妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

赤ちゃんの便秘の原因と対策

赤ちゃんでも便秘になります。赤ちゃんの便秘は、大人の便秘と原因が違うことがあるので、注意が必要です。ここでは、赤ちゃんの便秘の原因と対策についてお話していきます。

 

赤ちゃんの便秘の原因

赤ちゃんの便秘の原因の主なものは、以下の通りです。

 

○母乳不足

母乳は優れた栄養源ですが、弱点がひとつあります。それは、「飲んだ量がわからない」ということです。飲んだ量がわからないので、母乳の出がたとえ悪くなっていても気が付きません。母乳の出は別に病気などではなく、夏の暑さでお母さんの体に水分が足りなくなった場合、少し忙しすぎてしまって疲労がたまっている場合などに母乳の量が減ってしまうことがあります。母乳のかすを赤ちゃんは便として排出します。そのため、母乳が少なければカスも少なくなり、腸管を刺激しないので腸の伸び縮みが起きにくくなるのです。

 

○水分不足

夏によく起きる症状です。汗をかいたりして水分が失われ、便が腸の中で固くなってしまい便秘になってしまうのです。

 

○栄養の変化

離乳食が始まったり、進んだりするタイミングで起きることが多い便秘です。栄養の種類が変わると、赤ちゃんの胃腸は変化に対応できなくなることがあります。そのため胃腸の機能が正常に働かなくなることがあり、結果として便秘が起きることがあります。

 

○運動不足

赤ちゃんが手足をバタバタさせるのは、運動です。寝返りを打ったり首を持ち上げたり、という運動が不足すると便を押し出すための腹筋が弱くなり、便秘になります。赤ちゃんの腹筋は大変薄く、運動不足から便秘になる赤ちゃんは実は結構多いようです。

 

赤ちゃんは便秘になってお腹が苦しくても、言葉で訴えることができません。サインを見逃さずにとらえ、早めの対処をすることが必要です。

 

赤ちゃんの便秘のサイン

赤ちゃんの便秘は、個人差があります。1日1回でも便秘だという子もいれば、3日出なくても便秘ではないという子もいます。次のようなサインで判断します。

 

○熱がないのに機嫌が良くない

便秘になると、ガスが発生しておなかがパンパンになることがあります。これは赤ちゃんにとっては結構苦しいことです。便が肛門付近に詰まっていて不快だったり、痛みを感じて不機嫌になることもあります。

 

○仰向けにすると胸よりお腹が高い

赤ちゃんは座っている時にお腹のほうが胸より出ていても、寝かせると正常な状態ならお腹のほうが胸よりも低くなります。骨格の関係によるものです。便秘になってお腹がガスでパンパンになってしまっていると、あおむけにしてもお腹の肉が横に流れません。これは便秘が結構ひどくなってしまっている状態です。

 

○食欲がない、吐いてしまう

ガスでお腹がパンパンになって吐いてしまう赤ちゃんもいます。便がお腹にたまっている不快感で、食欲が出ない赤ちゃんもいます。赤ちゃんの便秘は、赤ちゃんの様子をよく観察し、運動や水分など足りないものを補ってあげることによって改善します。

 

赤ちゃんの腸内環境

生後間もない赤ちゃんは、おなかの中は善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌)だらけです。赤ちゃんの腸内は、生後5日~7日でほとんどビフィズス菌になります。母乳育児の赤ちゃんだと、ビフィズス菌の割合は約9割にあります。離乳食が始まるまでは、赤ちゃんのお腹は善玉菌優勢です。そのため、赤ちゃんが便秘になったとしても腸内環境の悪化という原因はなく、ほとんどが運動不足や水分不足などによるものです。また、成長による腸の一時的な機能低下などということもあります。

 

赤ちゃんが便秘になったらどうすればいい?

赤ちゃんが便秘になっているからといって、焦って乳酸菌のサプリメントなどを飲ませる必要はありません。1週間を過ぎても出ない頑固な便秘で、赤ちゃんが泣き止まないのは危険な状態なので、病院へ行って浣腸などをしてもらうのも良い方法ですが、まずは以下を自宅で試してみてください。

 

○お腹のマッサージ

赤ちゃんのお腹を、時計まわりにゆっくりとなでてあげましょう。おへそを中心に時計回りで3~4本の指先と手のひら全体でやさしくなでるように、大きな円をゆっくりと描いてあげてください。

 

○お尻のマッサージ

赤ちゃんの肛門あたりを指で押したり、軽く叩いてマッサージをしてあげてください。それでもなかなか出ない場合は綿棒にベビーオイルを含ませて、肛門に挿れて刺激するのも便秘解消に効果があります。

 

その他、母乳不足が便秘の原因だと疑う場合は、ミルクを少し足してみるなどの工夫も必要です。