妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

赤ちゃんのアトピー発症のリスクを下げてくれる乳酸菌・ビフィズス菌

ご自身がアトピー性皮膚炎を持っている場合、産まれてくる赤ちゃんにそれは遺伝させたくないですよね。ここでは、アトピーは本当に遺伝するのか?乳酸菌でどう改善できるのかについてお話していきます。

 

アトピーは遺伝するのか?

アトピー性皮膚炎(以下、アトピー)は遺伝による影響が大きいものですが、100%の確率ではありません。

両親ともにアレルギーの場合…約50%

どちらかの親がアレルギーの場合…約30%

両親ともにアレルギーを持たない場合…約10%

 

アレルギーは、食物アレルギー、気管支喘息、アトピー、花粉症を含みます。赤ちゃんの場合は食物アレルギーからアトピー性皮膚炎になることがほとんどなので、親にアレルギーがある場合は赤ちゃんにはアトピーの形で遺伝が出ることがほとんどです。アレルギーを起こす遺伝子はひとつではありません。そのため、100%の遺伝はありません。双子の場合では、一卵性の双子のアトピー遺伝率は77%、二卵性の双子は遺伝子が違うため15%程度といわれています。

 

アトピーと乳酸菌・ビフィズス菌の関係

アトピーと腸内環境には深い関係があります。アレルギーはTh2という免疫細胞が活性化しすぎて起きる症状です。腸内環境が悪玉菌有意に傾き、善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌)が少なくなってしまうとTh2細胞が活発に働きすぎてしまうのです。Th2細胞は活発化すると、ウイルスや細菌から体を守るTh1細胞を減らします。活性化したTh2細胞はアレルゲンと呼ばれる自分以外のタンパク質に対して過剰反応をし、体自体をも攻撃し、かゆみや皮膚炎、発熱、だるさというアトピー性皮膚炎の症状を起こす原因となります。

Th2細胞は乳酸菌・ビフィズス菌に弱いため、善玉菌優位の腸にするとTh2細胞そのものが少なくなります。免疫が誤作動を起こすことが少なくなれば、アトピーの症状に悩まされることも減ります。もともと善玉菌優位の腸ではアトピーの発症そのものが少ないとも言います。アトピー症状を持つ妊婦さんが乳酸菌を毎日摂取し、生まれた赤ちゃんにも一定期間乳酸菌を与えるとアトピーの発症率が約半分に減少したという実験結果もあります。

腸内環境は、便秘や下痢をバロメーターとして知ることができます。便秘も下痢も、腸内環境が悪玉菌優位になってしまっている証拠です。腸のトラブルに悩んでいたら、ぜひ妊娠中から乳酸菌・ビフィズス菌を摂るように心がけてください。それが結果的に生まれてくる赤ちゃんのアトピー予防にも繋がります。

 

アトピーに効果のある乳酸菌・ビフィズス菌

小腸にはパイエル板という免疫の司令塔があります。乳酸菌は、生きていても死んでいても小腸で腸内環境を改善する働きがあります。サプリメント等で摂取すると、一定の菌数が摂れ、習慣化しやすいということもあるようです。悪玉菌が大腸の腸壁のバリア機能を壊してしまうのも、Th2を増やしてしまう原因になります。大腸にはビフィズス菌が生息していますので、大腸を善玉菌優位にするにはビフィズス菌もバランスよく摂取することが大切です。

アレルギー症状を改善するのに有効な乳酸菌といわれているのは、以下のとおりです。

・LKM512株

・GCL1176株

・クレモリスFC株

・KW3110株

・K-2株

・LGG菌

・L-55株

・L-92株

・ロイテリ菌