妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

幼児の便秘について

子供は成長するにつれて、大人と同じ腸内環境になっていき、便秘・下痢などの悩みも出てきやすくなります。ここでは、幼児が便秘になりやすい時期と原因、対策についてお話していきます。

 

離乳食の段階ごと

離乳食の段階ごとに便秘になるのは、珍しいことではありません。食べたことが無いものが入ってくるわけですから、幼児の胃腸はびっくりして一時的に消化不良になることがあります。いろいろなものを消化していく中で、柔らかいものから固いものになり、生ものを食べ、冷たいものと厚いものを経験し、幼児の腸には悪玉菌も増えていきます。いろいろなものをなめるようになる時期もありますし、なんでも口に入れる時期もあります。

2歳くらいの幼児の腸内環境は、大人の腸内細菌のバランスとほぼ一緒です。悪玉菌が増えれば免疫関係に悪い影響を与えるのも、ストレスや暴飲暴食によって腸内環境が悪化し、便秘や下痢になるのも大人と一緒です。

 

トイレトレーニングが始まるとき(ストレスが原因)

幼児の便秘の原因で圧倒的に多いのが、トイレトレーニングが始まる時です。トイレトレーニングを強制的に行うと、幼児は排便するのが怖くなり、失敗するのが嫌さに排便を我慢するようになってしまいます。我慢している間に腸ではどんどん便から水分が奪われます。固くなった便を排便するのはとても痛いことなので、さらにトイレに行くのを嫌がり、最後には腹痛を訴えてクリニックへ行く…という子が多いようです。トイレトレーニングでストレスを感じると、腸の働きが悪くなります。腸の働きが悪くなってしまうと、善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)が減り、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化してしまいます。腸はセロトニンというホルモンと深い関係を持っています。腸内環境が悪くなるとセロトニンが減少し、イライラしたり、落ち込んだりしてしまう悪循環が起こります。強制的だったり、過度な無理強いをしたトイレトレーニングは悪循環なので、子供の様子を見ながら進めてあげるようにしましょう。

 

入学、入園のタイミング(ストレスが原因)

入学や入園、クラス替えなどは、幼児にとって大人が思っている以上にストレスがかかります。生活環境が激変するのに加え、知らない子たちの中で新しいことを日々やっていかなくてはなりません。ストレスを感じるホルモンは、コルチゾールと言います。コルチゾールは腸とも深い関係を持っています。乳酸菌やビフィズス菌が減ると、コルチゾールの分泌がふえ、不安やうつ症状と関係のある脳内物質のレベルも上昇することがマウスの実験によってわかっています。また逆に、ストレスを感じてコルチゾールが増えると、腸内でビフィズス菌や乳酸菌は減っていきます。そしてさらにコルチゾールの分泌を増やしてしまうという悪循環に陥ります。ストレスに対抗するためにも、まず腸内環境を整えてあげなければなりません。

 

幼児の便秘対策

幼児の便秘には、以上のような時期と理由があります。まず、原因を取り除いてあげること。強制的なトイレトレーニングは行わない、離乳食は様子を見ながらゆっくり進める、ストレスを感じているようならゆっくりさせてあげるなどの配慮が必要です。

同時に、腸内環境を整えるための食事に気を配ってあげましょう。プロバイオティクス効果のあるヨーグルトなどをおやつ代わりにしたり、便秘を早く解消するために病院で薬物療法を受けるのもおすすめです。薬物療法は怖いものではありません。幼児に処方される薬は刺激の弱い、癖になりにくいものです。サプリメントの活用はまだ早いと思いますが、病院で乳酸菌の入った整腸剤を出してくれるところもあります。食事や整腸剤の助けを借りて、悪い循環を断ち切ってあげましょう。