妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

子どもが続けやすい乳酸菌・ビフィズス菌とは?

子どもにもよい腸内環境を与えるために、乳酸菌やビフィズス菌をあげたいを思う方は多いようです。どのような形が子どもに一番良いのかをまとめました。

 

乳酸菌・ビフィズス菌を摂取する方法

生活の中で乳酸菌やビフィズス菌を摂取する方法は大きく分けて以下の3つあります。

○食品から摂る

○サプリメントを使う

○飲料から摂取する

 

お子さんの腸内環境が良ければ、乳酸菌やビフィズス気はあまり必要ありません。子どもの腸は一般的に善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌)が優位な腸が多いため、数自体を増やすよりも、食物繊維やオリゴ糖など善玉菌をサポートするものを摂取したほうが効果が出る場合があります。もともと腸内にいる菌数を増やすのに役立つからです。

慢性便秘など、腸内にもともと乳酸菌やビフィズス菌が少ない場合は、逆に食物繊維やオリゴ糖ははかばかしく効果を上げないこともあります。悪玉菌優位の腸では善玉菌は自由に増えることができないからです。摂取方法それぞれについて解説します。

 

食品から摂る場合

腸の中に悪玉菌が多い場合はプロバイオティクス効果のあるヨーグルトなどが効果的です。悪玉菌が多い場合は便の匂いがきつくなるのでわかります。悪玉菌が多い場合には、対抗するために腸の中の善玉菌を増やす必要があります。体の外から入った乳酸菌は、体内に定着し、なおかつ増殖することはほとんどないといわれています。しかし、一時的に腸内の菌数を増やし、数の多いほうに味方する日和見菌を仲間につけて、徐々に自分の持っている善玉菌をふやしていくのは有効な方法です。野菜の漬物を食べることによっても乳酸菌は摂取できます。腸まで届く植物性乳酸菌と食物繊維を同時に食べることができますので、より効果的です。そのほか、甘酒などの発酵食品でも乳酸菌を摂ることができます。玄米で作られた甘酒にすると、食物繊維を摂ることもできます。

 

サプリメントから摂る場合

サプリメントは多い菌数が摂れるので、安定した乳酸菌・ビフィズス菌の摂取が行えるメリットがあります。しかし、ここで一つ問題があります。大人のサプリメントを子どもにあげてもよいのだろうか、という問題です。大人用のサプリメントは大人の体を前提として作られているので、子どもに与える影響が未知数です。勝手に数を減らしたとしても、子どもを臨床実験に使うメーカーはないため、安全性は保障されないと考えてください。乳酸菌やビフィズス菌の重大な副作用は報告されていませんが、子どもにあまり大量の乳酸菌・ビフィズス菌を与えると下痢の原因になることが考えられます。下痢が起きると腸内環境は悪化しますので、良かれと思ったことがかえって裏目に出てしまう可能性があります。

栄養は食事から摂るのが基本で、サプリメントはあくまで補助的な役割として飲むのが基本です。どうしてもという場合は、子ども用のサプリメントを選んでください。乳酸菌やビフィズス菌が含まれている整腸剤を使うのもよいでしょう。年齢に合わせて容量を守ってください。

 

飲料から摂る場合

便の約75%は水分です。子どもの便秘の大きな原因として水分不足が挙げられますが、子どもは新陳代謝が激しく、水分が体から失われがちです。乳酸菌飲料は乳酸菌+水になっていますが、これだけで不足した水分を賄うことはできません。水分不足を解消する意味でも、「乳酸菌飲料+水」のように積極的に水分を推奨して下さい。食物繊維を摂るために野菜ジュースを飲むのは、実はあまり意味がありません。野菜ジュースは食物繊維が大方取り除かれてしまっているからです。

また、牛乳を飲むとおなかが緩くなるから、と便秘解消を目的として牛乳を飲むことは子どもにはすすめられません。牛乳を飲むとおなかが緩くなる現象は大人に多く起きるものです。子どもが牛乳を飲むとかえって便が固くなるととらえている小児科の医師もいます。牛乳を飲むと便秘になる、というお子さんは牛乳アレルギーの可能性もあります。かえって便秘を作る原因にもなってしまいますので、ご注意ください。