妊娠・妊婦さんの便秘の改善で赤ちゃんの免疫もアップ!

子どものアレルギーは乳酸菌・ビフィズス菌で緩和できる

赤ちゃんの頃は食物アレルギーやアトピー性皮膚炎だったアレルギー症状も、子ども時代にはこれらにバリエーションが出てきます。それは気管支喘息と花粉症です。そして、アレルギーの症状緩和には乳酸菌・ビフィズス菌が有効であることが近年分かってきています。ここではそれについてお話していきます。

 

子どものアレルギー改善に乳酸菌が有効

食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などから始まる子どものアレルギーは、幼児期・子ども期に成長するにつれて気管支ぜんそくや花粉症・アレルギー性鼻炎などに形を変えてアレルギー症状として発症します。乳幼児に起こりやすいアトピー性皮膚炎は、以前は学齢期になるとだんだん治ってくるものでした。しかし現在は、成人になっても自然に治ることはなく、続いたり悪化したりする人もいるということです。

アレルギーにアプローチするには、全身の免疫細胞の6割が集まっているといわれる腸の環境を整えるのが効果的だといわれています。特に小腸にはパイエル板という免疫細胞の司令塔があります。そのため、小腸の環境を整えることのできる乳酸菌に注目が集まっています。アレルギーは免疫バランスの崩れによって発症するものなので、大切なのは免疫バランスを正常化することです。L-92乳酸菌を初めとして免疫のバランスに働きかけることのできる乳酸菌が次々に発見されています。子ども用のサプリメントも開発されています。

 

子どものアレルギー改善にはビフィズス菌も有効

パイエル板周辺の小腸の環境を整えるのは乳酸菌です。小腸には乳酸菌が、大腸にはビフィズス菌がいて腸内環境を整えています。アレルギーの予防や緩和については乳酸菌だけがクローズアップされている印象がありますが、大腸部分の腸管にもたくさんの免疫細胞があります。小腸で良い環境が作れても、大腸で悪玉菌が多い状態が続いていれば、悪玉菌が作り出す有害物質が腸管壁のバリア機能を弱め、有害物質が腸管壁内に進入します。腸管壁内に侵入した有害物質は血流にのって体中を回りますが、その際に腸管にある免疫細胞にも悪い影響を与えるといわれています。小腸を整えるのは大事です。ですが、小腸だけを良くするよりも小腸・大腸をセットで良くした方がアレルギーの改善のためには良いことが考えられます。

現在、「アレルギーに効果がある」といわれている特定の乳酸菌は細胞性免疫を活性化させてTh1細胞を活性化する働きがあるもののことを指します。直接このような効果のあるものをサプリメント等で摂取しつつ、トータルで腸の調子を整えることができるように、食事から幅広く乳酸菌・ビフィズス菌を摂ることが良いでしょう。

 

乳酸菌・ビフィズス菌でアレルギー対策をする際のポイント

乳酸菌やビフィズス菌は薬ではないので、飲むとすぐにアレルギー症状が抑えられる、という種類のものではありません。続けて摂取しなければ効果は出てきません。その間、医師の治療を受けている方はきちんと言いつけを守って治療しましょう。薬が処方されている場合は、薬をちゃんと飲むことです。食材、ハウスダスト、花粉などのアレルゲンとなるものを生活の中からできるだけ排除し、症状の緩和を目指します。

かゆみを伴うのがアレルギーの特徴ですので、我慢できないお子さんが掻き壊したりすることにも気を付けなければなりません。かゆみ止めが出ている場合にはきちんと飲み、掻かないよう言い聞かせることも必要です。温かくなってしまうとかゆみが増すことが多いので、患部を冷やすことも有効です。今の悩みを取りつつ、腸の中から根本的な症状の緩和を目指すのがよいでしょう。